― 旅の途中で、静かに立ち止まりたくなる場所 ―
旅をしていると、予定にも地図にもなかったような、
けれど、なぜか足が止まる場所に出会うことがあります。
そこには風景ではなく、記憶と向き合う静けさがありました。
岩手県陸前高田市にある
**「いわてTSUNAMIメモリアル(東日本大震災津波伝承館)」**は、
そんな“途中で出会う大切な場所”のひとつです。
📍 陸前高田市気仙町字土手影180
🔗 公式サイト|@shinsai_densyo
◾️ あの日を忘れないために、未来を生きるために
ここでは、震災当時の映像や写真、
人々の証言や津波で壊された建物の一部などが展示されています。
🌊 その記録は、ただ過去を伝えるだけではありません。
「また同じことを繰り返さないために」
未来を守る知恵と視点を、私たちにそっと渡してくれます。
◾️ 防災は、日々の選択の中にある
「備える」という言葉は、
特別な人のものではなく、すべての人の暮らしに関わること。
たとえば、防災や復興に関わる仕事を選ぶことも、
地域を支える一歩です。
🛠️ 目に見えない「誰かの安心」を、自分の行動でつくっていく。
そんな未来のつくり方もあると思います。
◾️ 移動しながら、学ぶ。風の中で、感じる。
旅をしていると、ただの観光地ではない、
「知るべきことに出会う場所」が突然現れることがあります。
そこに予定はなくても、価値はある。
🚐 ときには立ち止まり、目を閉じて耳を澄ませてみてください。
その静けさこそが、旅の本当の意味を教えてくれるかもしれません。
